切削加工
旋盤加工
精密加工
鉄
Details
加工詳細
- 材質
- S45C
- サイズ
- Φ18×70
- ロット
- 200個
- 加工方法
- NC複合旋盤
Features
加工内容・特徴
油圧チェックバルブは、油圧システム内で流体の流れを一方向に制御し、逆流を防ぐ部品です。建設機械・農業機械・産業機械の油圧回路に組み込まれ、機器の安全動作と圧力保持を担います。本事例ではS45C・Φ18×70のワークを200個ロットで加工し、NC複合旋盤の一発加工でシール部の同心度と面粗度を確保しました。
◇油圧チェックバルブとは?
油圧シリンダーやモーターの動作圧を維持するための逆止弁です。本体内部の弁座と弁体の精度が漏れ性能を左右し、表面粗度・同心度の管理が品質の要となります。
◇加工のポイント・難所
シール部のテーパー面と内径段差を、同心度を崩さずに仕上げる必要があります。S45Cは切削性は良好ですが、長手の段付き形状では振動による寸法ばらつきが出やすく、突き出し量と切削条件の最適化が欠かせません。NC複合旋盤の主軸・副主軸転送で工程を連続化し、再チャックによる芯ずれを排除しました。
◇特長
・一発加工で同心度・面粗度を確保し、シール性能の安定化に貢献
・段取り削減により200個ロットの短納期対応が可能
◇使用例
・建設機械の油圧シリンダー回路
・産業機械の油圧マニホールド
・農業機械の油圧駆動系
◇加工方法
バー材から自動供給し、NC複合旋盤で外径・内径・テーパー・端面を一括加工。仕上げ工程でシール接触面の面粗度を測定し、規格内に収まることを確認しています。
◇取組み
S45Cの切粉処理を高圧クーラントで安定化させ、長物加工で発生しがちな振れを抑制。寸法ばらつきを抜き取り測定で監視し、200個ロット全数で品質を担保しています。
◇まとめ
NC複合旋盤による一発加工で、油圧チェックバルブに求められる同心度・面粗度を高水準で確保。建設機械・産業機械向けの量産案件にも安定対応しています。