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油圧機器スプール|S45C・Φ15×40・1000個量産事例

切削加工 旋盤加工 精密加工
Details

加工詳細

材質
S45C
サイズ
Φ15×40
ロット
1000個
加工方法
NC複合旋盤
油圧機器スプール|S45C・Φ15×40・1000個量産事例
Features

加工内容・特徴

油圧機器スプールは、油圧バルブ内部で流路を切り替える可動部品で、油圧の方向制御を担います。本事例はΦ15×40・1000個ロットの量産案件で、S45CをNC複合旋盤で加工。同軸度を維持しながら細長比2.7のワークを効率良く仕上げ、建設機械・農業機械の油圧バルブ向けに安定供給しています。

◇油圧スプールとは?

油圧バルブの内部で軸方向に動き、油の流路を切り替える円筒形部品です。スプールとボディの隙間が漏れ量を決めるため、外径精度と表面粗度の管理が重要となります。

◇加工のポイント・難所

細長比2.7のスプール形状は、切削力で振れやすく、寸法・面粗度のばらつきが出やすい難所です。さらに複数の段差・溝を同軸で加工する必要があるため、NC複合旋盤による一発加工で芯ずれを排除しました。突き出し量の調整とサポートの最適化により、1000個量産でも公差内に安定収束させています。

◇特長

・細長物でも同軸度を維持し、漏れ量を抑制
・1000個量産対応のサイクルタイムと品質安定性を両立

◇使用例

・建設機械の油圧方向制御弁
・農業機械の油圧バルブ
・産業機械の油圧マニホールド

◇加工方法

バー材を自動供給し、NC複合旋盤で外径・段差・溝・端面を一括加工。仕上げ寸法は工程内測定で監視し、規格内に収束させています。

◇取組み

1000個ロットでは工具寿命管理が品質に直結するため、定期的な工具交換と抜き取り測定で寸法ばらつきを早期に検知。安定した量産体制を構築しています。

◇まとめ

NC複合旋盤の一発加工で、油圧スプールに求められる同軸度・寸法精度を維持。1000個量産にも対応し、建設機械・産業機械の油圧バルブ向けに継続供給しています。